第58回 「ファクトブック2015」から ⑤家事負担軽減消費が拡大する継続就業ワーキングマザー

2015年09月02日
三菱総合研究所 事業予測情報センター

シリーズ「「ファクトブック2015」から」を再開します。 シニアと並び、女性市場も注目されている。働く女性の増加や、世帯において女性が購買決定権を持つケースが多いこと等が、女性市場への関心度を高めている。ここでは、生活者市場予測システム(mif)の2011年から2014年までの4年分のデータをもとに、特にライフスタイル・消費行動の変化がみられた女性のライフコースについてその特徴をみていく(※ここでは、20歳~59歳の女性を分析対象とした)。

 まず、今回は、結婚や出産の際に、仕事をやめずに、継続就業しているワーキングマザーをとりあげる。

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