第11回 本格リタイアを迎える団塊世代をとらえる ②満足度向上マーケティング施策

2012年05月21日
三菱総合研究所 事業予測情報センター

いよいよ団塊の世代も本格リタイアメントを迎える時期となったが、リタイアメントにより生活満足度はどのように変化するだろうか。団塊世代男性のうち、まだ就業している方と既にリタイアしている方の生活満足度を比較してみよう。

生活全般の満足度を見ると、まだ就業している方は「満足」+「どちらかといえば満足」の合計値が55%、リタイアしている方は59%となっている。余暇・趣味、レジャーの過ごし方の満足度も53%から65%に上昇している。リタイアにより、自由にできる時間を今までできなかった余暇や趣味を実践することで、生活全体の満足度が向上していることが分かる。

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