第115回 mif2020調査ノートー シリーズ③エネルギー・環境 #02【地球温暖化と原子力発電】

2021年07月12日
三菱総合研究所/エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社 生活者市場予測システム事務局

mif2020のポイントを集約してお届けする「mif2020ノート」、エネルギー・環境の第2回は「地球温暖化と原子力発電」を取り上げます。 原発事故への不安は低下したものの、原子力活用推進派は少数。原子力活用推進派が発電方法で重視するのは「安定供給」と「コスト」で、「CO2排出量」の位置付けは低く、国民の認識を高める必要があると考えられます。

 

mif2020調査ノートの「エネルギー・環境」シリーズ、今回のテーマは「地球温暖化と原子力発電」です。

温室効果ガス排出実質ゼロ化のためには様々なイノベーションが不可欠ですが、発電部門の課題として再エネ促進、火力発電の削減、原子力発電の是非の議論が不可欠で、国民の理解を得るためには、それらに対する生活者のコスト負担、リスク受容含む賛否の実態が重要といえます。ここでは、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に向けてあらためて関心が高まっている原子力発電についてみていきます。

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