第50回 「ファクトブック2015」から ③シニア世代のライフスタイルクラスター

2015年05月13日
三菱総合研究所 事業予測情報センター

高齢社会を迎え、60歳以上のシニアの消費が、日本の国内消費に大きな影響を及ぼすようになっている。今後一層の高齢化が進展することを考えあわせると、国内消費でシニアの重要性が高くなるのはいうまでもない。一方、シニアといってもさまざまなライフスタイルを実践しており、単一で捉えることはできず、またそのライフスタイルによって消費構造が異なることが考えられる。3回目では、こうしたシニア層のライフスタイルの違いに注目したライフスタイルクラスターについて紹介する。

 クラスターは、2011年から2014年までの4年間における19個のライフスタイル項目の回答結果を用いて作成した。具体的には、「誰と」、「何を」、「どこで」という違いから全部で8つのクラスターに分類した。
 作成した8つのクラスターを「時間的ゆとり」「経済的ゆとり」でプロットすると下図の通りである。ここでは、「時間的ゆとり」「経済的ゆとり」が高く、これからのシニア消費の牽引役が期待される2つのクラスター「マルチ」「都会夫婦」について概説する。

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