第10回セミナーでは、最初に弊社　事業予測情報センター長　阿部淳一が6月26日に日本経済新聞出版社から発刊いたしました書籍に基づき、「3万人調査で読み解く日本の生活者市場」を講演いたします。
危機・不況で日本人の消費感覚がどう変わったのか。3万人、2,000設問という国内最大規模の大調査から消費者の変化を捉え、浮上する新市場と世代・地域ごとの意外な特性を浮き彫りにします。

次に、株式会社光文社　月刊Mart編集長　大給 近憲様から「Mart族に見られる「気分マーケティング」が意味するもの」をご講演いただきます。Mart族が消費行動に向かうとき、そこにはブランドの権威でもなく、お得感の実用性でもなく、商品そのものに自分たちの「気分」がどれだけ反映されているかということが、大きなキーポイントになるからです。Mart族のさまざまな現象を、わかりやすくご紹介いただきます。

■ 株式会社三菱総合研究所　事業予測情報センター長　阿部 淳一（あべ　じゅんいち）
専門は、マーケティング、経営戦略。多数の企業へＣＳ（顧客満足）を中心としたマーケティング戦略立案に関する調査・研究に従事。特に、保険事業、情報通信業界で豊富な経験を有す。主な著書に、「チャレンジングシルバーの市場戦略」（共著、東洋経済）、「戦略ＣＩノート」（共著、ＰＨＰ研究所）、「バリュークリエーションの経営」（共著、日本実業出版社）、「日本改革」（共著、ダイヤモンド社）、「顧客標準」（共著、東洋経済）、「顧客ロイヤルティの時代　第6章『新市場における顧客ロイヤルティの創造―佐久総合病院老人保健施設のケース』」（共著、同文館出版）、「全予測　2030年のニッポン」（共著、日本経済新聞社出版）、「フロネシス06　消費のニューノーマル」（共著、丸善プラネット株式会社）

■株式会社光文社　月刊Mart編集長　大給 近憲（おぎゅう　ちかのり）
1960年生まれ。1984年入社。『CLASSY.』『女性自身』を経て、2004年『Ｍart』創刊とともに編集長に就任。食べるラー油にシリコーン製のキッチン用品、香りの強い衣料用柔軟剤――。光文社の月刊女性誌「マート」から新しい売れ筋商品が次々生まれている。産業界から熱い視線を浴びるブームの仕掛け人。

プログラム

※プログラムは予告なく、変更することがございます。