第52回mifセミナー
※第52回mifセミナーは、定員に達したため受付終了いたしました。
第52回セミナーでは、始めに、弊社 チーフプロデューサー 阿部 淳一より「震災後7年間の若者意識の変化 ~ミレニアル世代の消費・生活実態を探る~」をご講演いたします。
概要:
若者の消費に対する意識や行動が変わろうとしている。第一に世代交代の影響だ。震災後7年間で20代は「氷河期世代」から1987年以降生まれの「ゆとり世代」に代わった。第二に技術革新。この間のスマートフォン普及は目覚しく、若者のコミュニケーション行動、さらには買い物、余暇レジャー行動までもを大きく変えた。もはやマーケティングを展開する上で「クルマ離れ」「ビール離れ」「旅行離れ」といったステレオタイプな若者理解は通用しなくなった。しかも若者市場では新たな需要創造のチャンスが水面下で静かに広がろうとしている。本講演では生活者市場予測システム(mif)データを用い、20代生活者の2011年~2017年の意識変化の分析から若者層をターゲットとした市場戦略の方策を説明します。
次に、弊社 プラチナ社会センター 劉瀟瀟研究員から「ミレニアル世代女性のホンネに迫る ~現在の消費のポイントと将来の可能性~」をご講演いたします。
概要:
20~34歳のミレニアル世代女性は、消費意欲があるが、ホンネが把握されにくいため、企業は彼女らを捉えきれていない。彼女らの「ココロ」を掴むのは企業の共通課題である。本講演では、三菱総合研究所の女性MROCで集めたミレニアル世代女性の発言情報を駆使し、ペルソナを策定し、消費のポイント、将来への意識など彼女らのホンネを引き出していくとともに、商品開発やプロモーションに関するインサイトを提示します。
■ 株式会社三菱総合研究所 チーフプロデューサー 阿部 淳一(あべ じゅんいち)
専門は、マーケティング、経営戦略。生活者・消費者行動分析を中心としたマーケティング戦略立案に関するコンサルティングに従事。特に自動車、金融、情報通信業界で豊富な経験を有す。2011年より、日本最大規模の3万人、2,000設問の生活者情報を蓄積し、企業のマーケティング担当者にご活用いただく情報サービス「生活者市場予測システム(mif)」の開発を担当。
主な著書に、「チャレンジングシルバーの市場戦略」(共著、東洋経済)、「戦略CIノート」(共著、PHP研究所)、「顧客標準」(共著、東洋経済)、「フロネシス06 消費のニューノーマル」(共著、丸善プラネット株式会社)、「女性市場攻略法-生活者市場予測が示す広がる消費、縮む消費-」(共著、日本経済新聞出版社)など。
■株式会社三菱総合研究所 プラチナ社会センター 研究員 劉瀟瀟(りゅう しょうしょう)
中国人の深層意識のきめ細かい理解とともに、日本人の価値観・意識・行動を研究。生まれ育った中国にて日本法人に勤務。大学院、当社での研究を踏まえ、日本・中国の生活者の行動分析、マーケティングを担当。
東洋経済オンラインでは「日本人が意外に知らない中国人の消費マインド」を紹介するコラムを2015年7月より連載。
共著として、「女性市場攻略法-生活者市場予測が示す広がる消費、縮む消費-」(日本経済新聞出版社)。
プログラム
14:00-15:00 |
震災後7年間の若者意識の変化 ~ミレニアル世代の消費・生活実態を探る~ 株式会社三菱総合研究所 チーフプロデューサー 阿部 淳一 |
---|---|
15:00-15:15 | 休憩 |
15:15-16:05 |
ミレニアル世代女性のホンネに迫る ~現在の消費のポイントと将来の可能性~ 株式会社三菱総合研究所 プラチナ社会センター 研究員 劉瀟瀟 |
16:05-16:20 | mif事務局からのお知らせ |
※プログラムは予告なく、変更することがございます。