※第39回mifセミナーは、定員に達したため受付終了いたしました。

第39回セミナーでは、第一部として、最初に弊社 事業予測情報センター　主席研究員　高橋 寿夫より「三世代消費の最新事情について」をご講演いたします。市場のシニアシフトが進む中、三世代消費が注目されています。しかしながら、何にいくら程度消費が発生しているのか、また子供世帯との関係（近居、共働き等）が消費にどのような影響を与えているのか等、その実態は今ひとつ明らかではありません。本講演では、三菱総研が三世代消費の実態を明らかにするために行った最新データをご紹介するとともに、シニアを対象として実施しているMROC（Marketing Research Online Community）の発言内容を踏まえ、三世代消費の最新事情を明らかにします。
続いて、弊社　プラチナ社会研究センター　主席研究員　松田 智生より「失敗しないシニアの三世代デビュー～ピンチをチャンスに変える三世代消費の視点」をご講演いたします。三世代消費は有望と言われながら、孫や子供との距離感が分からずに三世代デビューに失敗してしまうシニアが少なくない。困ったシニア、悩めるシニア、一方で愛されシニア、活躍シニアの特徴を示すことで、失敗しないシニアの三世代デビューのポイントを紹介します。併せてアクティブシニア市場の有望性と先駆的事例から、今後のビジネスチャンスのヒントを示します。

第二部として、（株）スマートコミュニティ代表取締役社長　染野 正道様から「日本版CCRC構想とスマートコミュニティの取組」をご講演いただきます。深刻な少子高齢化対策や地方創生プランの一つとして検討が始まったことでマスコミでも話題となっている「日本版CCRC構想」。その話題に先だって5年前に開業した先行事例がスマートコミュニティ稲毛です。「アクティブシニア」をキーワードに現在の契約者数は700名を超え、着実に入居者数を伸ばし続けている事業の仕組み、サービス内容、住民の満足度を高めるための取組、今後の課題について、これまで遭遇した数々の問題点を紹介しながらご説明します。

■ 株式会社三菱総合研究所　事業予測情報センター　主席研究員　高橋 寿夫（たかはし ひさお）
専門はシニアマーケティング。1989年三菱総合研究所入社、主に事業性評価や新規事業戦略立案に従事。2011年10月より現職。MROCやmifデータを活用し定性・定量の両面から生活者インサイトを読み解き、単なる思いつきではなく、データに立脚したマーケティング戦略立案コンサルティングを多数実施。

■ 株式会社三菱総合研究所　プラチナ社会研究センター　主席研究員　松田 智生（まつだ ともお）
1966年生まれ　慶應義塾大学法学部政治学科卒業　専門は超高齢社会の地域活性化。2010年三菱総研の政策提言プロジェクト「プラチナ社会研究会」を創設。
【委員】内閣府高齢社会フォーラム企画委員、政府日本版CCRC構想有識者会議委員、  総務省地域資源・事業化アドバイザー、高知県移住推進協議会、石川県ニッチトップ企業評価委員、国際ホテル・レストランショー企画委員OECD都市の国際ラウンドテーブル・リードスピーカー
【共著】「シニアが輝く日本の未来」、「3万人調査で読み解く日本の生活者市場」

■株式会社スマートコミュニティ　代表取締役社長　染野 正道（そめの まさみち）
1987年3月　埼玉大学経済学部卒
1987年4月　株式会社協和銀行（現株式会社りそな銀行）入行
1992年2月　株式会社スクウェア（現株式会社スクウェア・エニックス）入社
1999年6月　株式会社デジキューブ代表取締役社長
2004年6月　株式会社AQインタラクティブ（現株式会社マーベラス）取締役副社長
2012年10月　株式会社スマートコミュニティ代表取締役社長

プログラム

※プログラムは予告なく、変更することがございます。